第三分野の保険(全3問中1問目)
No.1
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、 適切なものはいくつあるか。- 就業不能保険は、入院や在宅療養が一定日数以上継続して所定の就業不能状態に該当した場合に保険金・給付金が支払われる保険であり、うつ病などの精神疾患による就業不能を保障するタイプの保険もある。
- 介護保障保険は、公的介護保険における要介護認定を受けた場合や所定の要介護状態になった場合に保険金・給付金が支払われる保険であり、被保険者の年齢や保険期間等の他の契約内容が同一であれば、被保険者の性別による保険料の差異はない。
- 所得補償保険は、病気やケガによる休業や勤務先の倒産による失業によって所得を喪失した場合に保険金・給付金が支払われる保険であり、被保険者の年齢や職種により保険料が異なる。
2024年9月試験 問15
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 0(なし)
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正解 1
問題難易度
肢140.2%
肢246.4%
肢39.1%
肢44.3%
肢246.4%
肢39.1%
肢44.3%
分野
科目:B.リスク管理細目:5.第三分野の保険
解説
- 適切。就業不能保険は、長期の入院や在宅療養により就業ができず収入が減少してしまうリスクに備えた保険です。就業不能状態が一定日数以上継続した場合に保険金・給付金が支払われます。病気やけがのほか、保険商品によってはうつ病などの精神疾患により就業不能状態の場合も保障されます。
- 不適切。介護保障保険は、身体の衰えや認知症などにより要介護認定を受けた場合や所定の要介護状態になった場合に保険金・給付金が支払われる保険です。男性と女性では、女性のほうが介護が必要になる率が高いので、その他の条件が同一であれば、保険料は女性のほうが高くなります。
- 不適切。所得補償保険は、病気やケガで長期間就業不能となってしまったことによる収入の減少を補填する保険です。倒産による失業で収入が減少した場合は対象外です。保険料は被保険者の年齢や職種によって異なります。
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