株式投資(全46問中42問目)

No.42

株式市場の各種指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
2014年9月試験 問16
  1. 東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場する代表的な225銘柄から構成される修正平均型の株価指数である。
  2. JPX日経インデックス400は、東京証券取引所のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場する銘柄を対象とし、ROEや営業利益等の指標等により選定された400銘柄で構成される浮動株調整後の時価総額加重型の株価指数である。
  3. ナスダック総合指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している全銘柄で構成される修正平均型の株価指数である。
  4. S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している代表的な500銘柄から算出される修正平均型の株価指数である。

正解 2

問題難易度
肢15.0%
肢269.9%
肢38.8%
肢416.3%

解説

  1. 不適切。東証株価指数(TOPIX)は、主に東京証券取引所プライム市場に上場している内国普通株式(旧・市場第一部の全銘柄)の時価総額について、1968年1月4日の終値を100として指数化した時価総額加重型の株価指数です。本肢の説明は「日経平均株価」に対応します。
  2. [適切]。JPX日経インデックス400は、投資家にとって魅力的なROEや営業利益を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした400銘柄から構成される時価総額加重型の株価指数です。東証のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場を主市場とする普通株式から400銘柄を選定して算出されます。
  3. 不適切。ナスダック総合指数は、米国の新興企業向け株式市場であるNASDAQに上場している全銘柄を対象に、時価総額比率で加重平均して算出した指数です。ナスダック総合指数は時価総額加重型なので本肢は誤りです。
  4. 不適切。S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均して算出した指数です。S&P500は時価総額加重型なので「修正平均型」とする本肢は誤りです。
したがって適切な記述は[2]です。