不動産に関する法令上の規制(全68問中10問目)

No.10

建築基準法における用途地域内の建築制限に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
2023年5月試験 問36
  1. 第一種低層住居専用地域では、高等学校を建築することができる。
  2. 第一種住居地域では、映画館を建築することができる。
  3. 近隣商業地域では、カラオケボックスを建築することができる。
  4. 工業地域では、共同住宅を建築することができる。

正解 2

問題難易度
肢119.4%
肢258.4%
肢33.7%
肢418.5%

解説

  1. 適切。第一種低層住居専用地域は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校を建築することができます。大学、高等専門学校、専修学校等を建築することはできません。
    36_1.png/image-size:542×181
  2. [不適切]。映画館は、準住居地域を除く住居系地域では建築することができません。
    36_2.png/image-size:552×150
  3. 適切。カラオケボックスは、第二種住居地域、準住居地域、商業系地域、工業系地域に建築することができます。
    36_3.png/image-size:542×140
  4. 適切。住宅・共同住宅は、工業専用地域以外であれば建築することができます。したがって、工業地域に共同住宅を建築することは可能です。
    36_4.png/image-size:552×123
したがって不適切な記述は[2]です。