不動産の証券化(全9問中4問目)
No.4
毎期末に1,000万円の純収益が得られる賃貸マンションを取得し、取得から3年経過後に1億6,000万円で売却する場合、DCF法による当該不動産の収益価格として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、割引率は年6%とし、下記の係数表を利用すること。また、記載のない事項については考慮しないものとする。2022年9月試験 問41
- 1億3,327万円
- 1億5,960万円
- 1億6,113万円
- 1億8,673万円
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正解 3
問題難易度
肢115.5%
肢217.3%
肢350.8%
肢416.4%
肢217.3%
肢350.8%
肢416.4%
分野
科目:E.不動産細目:8.不動産の証券化
解説
DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法は、一定の保有期間中に生み出される「純収益の現在価値の総和」と、保有期間終了後の「復帰価格(将来の転売価格)の現在価値」を合算して、投資不動産の収益価格を算出する手法です。設問の投資で得られる収益は次のとおりです。
- 1年後 … 1,000万円
- 2年後 … 1,000万円
- 3年後 … 1,000万円+1億6,000万円=1億7,000万円
1,000万円×0.943+1,000万円×0.890+1億7,000万円×0.840
=943万円+890万円+1億4,280万円
=1億6,113万円
したがって[3]が正解です。
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