不動産譲渡所得の問題について

スミさん
(No.1)
既出の質問でしたらすいません。
応用編の不動産の譲渡所得にかかる所得税、復興特別所得税、住民税を算出する問題について、計算過程では、金財の模範解答のように3つの税額をそれぞれ出してから合計する必要があるのでしょうか。20.315%を乗じる形で合計をいきなり出す形で省略して書いた場合に減点があるのでしょうか。もしご存知でしたらご教示ください。
書くのに時間がかかりますし、かえってミスをしそうなので、できれば20.315%を最初から乗じたいのですが…
2024.12.31 04:55
管理人
(No.2)
結論から申し上げますと、分けるべきです。所得税、復興特別所得税はまとめて15.315%や10.21%を乗じ、100円未満を切り捨てる計算方法でも問題ありませんが、住民税については金額が変わってしまうおそれがあるためです。

例えば、課税標準額が105,000円だとすると次のように答えが変わってしまいます。

・105,000円×20.315%=21,330.75円 ⇒ 21,300円

・105,000円×15.315%=16,080.75円 ⇒ 16,000円
 105,000円×5%=5,250円 ⇒ 5,200円
 16,000円+5,200円=21,200円

このようになってしまう理由は住民税額の100円未満が切り捨てだからです。なお、この違いは課税標準額の千の位が奇数となっている場合にだけ生じ、それ以外の場合には生じません。

これまでは譲渡所得の税額を求める問題では万円単位ばかりでしたが、2024年5月の応用編では課税標準額が千円単位の問題が出たことを踏まえると、別に分けて計算することをお勧めいたします。

減点については採点する側ではないのでわかりかねますが、私としては最終的な解答さえ合っていれば計算過程は模範解答どおりではなくても問題はないと考えています。
2025.01.02 17:47
スミさん
(No.3)
管理人様
ご回答ありがとうございます。
結果が変わってしまうのでは文句なく不正解ですね!
普段から分けて計算するように心がけます。
2025.01.02 20:18

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