企業年金・個人年金等(全34問中21問目)
No.21
国民年金基金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2018年1月試験 問5
- 国民年金の第1号被保険者は、その者の住所地に係る地域型国民年金基金とその者が従事する事業または業務に係る職能型国民年金基金に同時に加入することができる。
- 国民年金基金の加入員が国民年金の保険料の一部の納付を免除された場合は、保険料の一部を納付することを要しないものとされた月の初日に加入員資格を喪失する。
- 国民年金基金の加入員が国民年金法に規定する障害等級に該当する程度の障害の状態になった場合は、国民年金基金から障害一時金を受給することができる。
- 国民年金基金の加入員が老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をした場合、国民年金基金から支給される終身年金の全額が繰上げ請求時から減額されて支給される。
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正解 2
問題難易度
肢18.3%
肢249.1%
肢323.7%
肢418.9%
肢249.1%
肢323.7%
肢418.9%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:6.企業年金・個人年金等
解説
- 不適切。国民年金基金は、地域型国民年金基金と職能型国民年金基金の2種類がありますが、どちらか1つの基金にしか加入することはできません。
- [適切]。国民年金基金は、加入した後は途中で任意に脱退することはできませんが、国民年金の保険料を免除(一部免除・学生納付特例・納付猶予を含む)された場合は、保険料を納付することを要しないものとされた月の初日に加入員資格を喪失することになっています。
- 不適切。国民年金基金の給付は、老齢年金と遺族一時金の2つのみです。障害に係る給付ありません。
- 不適切。国民年金基金の1口目の掛金には付加年金が含まれており※、老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をするとその付加年金部分のみが繰上げ支給となります。国民年金基金から支給される老齢給付の本体部分は、65歳からの給付のままです。
※国民年金基金の掛金拠出と付加年金保険料の納付が同時にできないのは、この理由です。
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