保険制度全般(全37問中30問目)
No.30
一般社団法人生命保険協会が作成した「2022年版生命保険の動向」に基づき、保険マーケットの最近の動向に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2016年1月試験 問9
- 2017年度から2021年度までの5年間、個人保険の保有契約件数は増加しているが、個人保険の保有契約高は減少している。
- 2021年度の個人保険の種類別新契約件数(転換後契約を含まない)では、ガン保険が最も多く、次いで医療保険、終身保険、定期保険、養老保険の順となっている。
- 2021年度の個人年金保険の種類別新契約件数(転換後契約を含まない)では、定額年金保険が変額年金保険を上回っている。
- 2021年度の個人年金保険の新契約件数の男女別構成比では、女性が男性を上回っている。
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正解 2
問題難易度
肢120.1%
肢247.7%
肢316.4%
肢415.8%
肢247.7%
肢316.4%
肢415.8%
分野
科目:B.リスク管理細目:2.保険制度全般
解説
- 適切。高額な死亡保障が重視されなくなったことや、医療保険等の医療保障を充実させる商品に需要があったことにより、個人の保険契約件数は増加傾向にあるものの、保有契約高(死亡保障等の主要保障の金額)は減少傾向にあります。
- [不適切]。2021年度の転換後契約を含まない個人保険の種類別新契約件数では、医療保険(構成比29.2%)が最も多く、次いで定期保険、終身保険、ガン保険、養老保険の順となっています。
- 適切。2021年度の転換後契約を含まない個人年金保険の種類別新契約件数では、定額年金保65万件(構成比74.9%)、変額年金保険21万件(同25.1%)と、リスクの少ない定額年金保険が変額年金保険を大幅に上回っています。
- 適切。2021年度の個人年金保険の新契約件数の男女別構成比は、女性が男性を上回っています(男性48.3%、女性51.7%)。女性の比率が高い傾向は以前からですが、近年は差が縮まっています。
参考リンク:2022年版生命保険の動向
https://www.seiho.or.jp/data/statistics/trend/pdf/all_2022.pdf
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