生命保険(全79問中37問目)
No.37
総合福祉団体定期保険の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2020年1月試験 問10
- 総合福祉団体定期保険は、従業員の遺族の生活保障を主たる目的とした保険であり、従業員に加えて法人の役員を被保険者とすることはできない。
- 総合福祉団体定期保険の加入の申込みに際しては、被保険者になることについての加入予定者の同意および保険約款に基づく告知が必要となる。
- 総合福祉団体定期保険の保険期間は、1年から5年の範囲内で、被保険者ごとに設定することができる。
- ヒューマン・ヴァリュー特約は、福利厚生規程に従って支給される見舞金等の財源を確保するための特約であり、被保険者が不慮の事故によって身体に障害を受けた場合や傷害の治療を目的として入院した場合に所定の給付金が支払われる。
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正解 2
問題難易度
肢15.3%
肢277.3%
肢35.4%
肢412.0%
肢277.3%
肢35.4%
肢412.0%
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
- 不適切。総合福祉団体定期保険は、従業員に万一のことがあった場合に法人が遺族に支払う弔慰金・死亡退職金を準備するための保険で、全従業員に加えて役員も対象とすることができます。
- [適切]。総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることについての加入予定者の同意および保険約款に基づく告知が必要になります。
- 不適切。総合福祉団体定期保険の保険期間は1年です。継続して加入するには毎年更新する必要があります。
- 不適切。ヒューマン・ヴァリュー特約とは、役員・従業員に死亡または所定の高度障害状態となった場合に、企業が負担する新たな採用や育成費用の財源を確保すること目的とする特約です。見舞金の確保が目的ではなく、また高度障害ではない障害・傷害については支払事由となりません。
ヒューマン・ヴァリュー特約は総合福祉団体定期保険に付帯する形で加入しますが、福利厚生規程に従って支給される見舞金等の財源を確保するためのものは主契約である総合福祉団体定期保険の方です。
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