相続と税金(全61問中1問目)

No.1

相続税の納税義務者に関する以下の表の空欄①~②に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。なお、被相続人および相続人は日本国籍のみを有する者とし、相続時精算課税の適用を受けていないものとする。
46.png/image-size:580×216
2024年5月試験 問46
  1. ① 居住無制限  ② 非居住無制限
  2. ① 居住無制限  ② 非居住制限
  3. ① 非居住無制限  ② 非居住制限
  4. ① 非居住無制限  ② 非居住無制限

正解 3

問題難易度
肢119.8%
肢232.3%
肢344.3%
肢43.6%

解説

相続税では納税義務者を、国内財産・国外財産ともに課税とする「無制限納税義務者」と、国内財産のみ課税する「制限納税義務者」に分けています。納税義務者の別は、被相続人と相続人の組合せに応じて、原則として次のように分かれます。
6/409.png/image-size:532×302
①は無制限居住者のうち日本国内に居住していない者なので非居住無制限納税義務者、②は被相続人・相続人がともに相続開始前10年以内に国内に住所なしなので制限納税義務者となります。

したがって[3]の組合せが適切です。