FP1級過去問題 2015年1月学科試験 問13(改題)

問13

地震保険の保険料に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
  1. 地震保険の保険料は、建物の構造や保険金額等の契約内容等が同一であっても、建物の所在する都道府県によって異なる。
  2. 耐震等級割引(耐震等級3)および免震建築物割引の割引率は、いずれも50%である
  3. 2023年中に地震保険料を4万円支払った場合、2023年分の所得税に係る地震保険料控除の額は4万円、2024年度分の住民税に係る地震保険料控除の額は3万円となる。
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 0(なし)

正解 2

問題難易度
肢144.2%
肢249.1%
肢32.7%
肢44.0%

解説

  1. 適切。地震保険の保険料は、地震保険の対象である建物の構造と建物が所在する都道府県によって異なります。
  2. 適切。地震保険料の割引制度には、免震建築物割引(50%)、耐震等級割引(3等級:50%、2等級:30%、1等級:10%)、耐震診断割引(10%)、建築年割引(10%)の4種類があります。
  3. 不適切。地震保険料控除の控除額は以下のようになっています。
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    所得税では支払保険料の全額4万円が控除されますが、住民税では支払保険料の半額2万円が控除額となります。
したがって適切なものは「2つ」です。