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FP1級過去問題 2015年10月学科試験 問1
問1
Aさん(40歳)は、60歳から70歳になるまでの10年間、毎年100万円の年金を受け取りたいと考えている。そのためには40歳から60歳になるまでの20年間に毎年、少なくともいくらずつ積み立てる必要があるか。下記の係数表を利用して算出した次の金額のうち、最も適切なものを選びなさい。なお、全期間の運用利回り(複利)は年3%、積立および取崩しは年1回行うものとし、計算結果は1,000円未満を切り上げること。また、手数料や税金等は考慮しないものとする。- 18万円
- 27万7,000円
- 31万8,000円
- 42万7,000円
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正解 3
問題難易度
肢11.5%
肢29.4%
肢383.0%
肢46.1%
肢29.4%
肢383.0%
肢46.1%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:3.ライフプランニングの考え方・手法
解説
60歳時点で必要となる年金原資を年金現価係数を使って計算し、その年金原資を積み立てるのに必要な毎年の積立額を減債基金係数を使って求めるという2段階の計算が必要となります。まず、60歳から10年間にわたって毎年100万円を受け取るために必要な年金原資は、3%・10年の年金現価係数を使って、
1,000,000円×8.5302=8,530,200円
60歳までの20年間で8,530,200円を貯めるための毎年の積立額は、3%・20年の減債基金係数を使って、
8,530,200円×0.0372=317,323.44円
(1,000円未満切り上げ)318,000円
したがって[3]が正解です。
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