FP1級過去問題 2022年5月学科試験 問12

問12

会社員のAさんが2021年中に払い込んだ生命保険の保険料が下記のとおりである場合、Aさんの2021年分の所得税における生命保険料控除の最大控除額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、配当はないものとし、記載のない事項については考慮しないものとする。
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  1. 9万円
  2. 10万円
  3. 12万円
  4. 13万円

正解 3

問題難易度
肢119.4%
肢218.6%
肢358.2%
肢43.8%

解説

生命保険料控除は、2012年(平成24年)1月1日を境に新制度と旧制度に区分され、それぞれ異なる方法で計算します。新制度と旧制度の生命保険料が混在する場合の限度額は以下のようになっています。
旧制度では各区分の年間保険料が10万円以上で限度額の5万円、新制度では各区分の年間保険料が8万円以上で限度額の4万円の控除となります。

本問の契約状況を見ると、変額個人年金保険と2012年1月1日以降に更新している医療保険が新制度の契約、個人年金保険が旧制度の契約とわかります。変額個人年金保険は一般の生命保険料控除、医療保険は介護医療保険料控除の対象となり、両方とも年間支払保険料が8万円以上なので控除額はそれぞれ4万円(限度額)です。旧制度の個人年金保険の保険料は10万円以上なので、5万円(限度額)の個人年金保険控除となります。
すべてを合算すると「4万円+4万円+5万円=13万円」ですが、生命保険料控除の限度額は12万円なので、Aさんの最大控除額は12万円となります。

したがって[3]が正解です。