FP1級 2026年5月学科試験 問21

問21

大阪取引所における株価指数先物取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 株価指数先物取引では、対象とする株価指数の変動によっては、差し入れた証拠金の額を上回る損失が発生する場合がある。
  2. 株価指数先物取引は、祝日取引の対象とされており、国内の一定の祝日にも取引を行うことができる。
  3. 株価指数先物取引のうち、日経225先物やTOPIX先物の立会には、日中立会と夜間立会(ナイト・セッション)があり、いずれの立会においても、オープニング・オークションとクロージング・オークションが導入されている。
  4. 株価指数先物取引のうち、日経225先物やTOPIX先物の取引最終日は、原則として、各限月の第2金曜日(SQ日)となり、SQ日までに反対売買で決済されなかった建玉は、最終清算数値(SQ値)により決済される。

正解 4

問題難易度
肢14.2%
肢228.9%
肢318.5%
肢448.4%

解説

  1. 適切。株価指数先物取引では、少額の証拠金でその額を上回る金額の取引をすることができます。対象とする株価指数の変動によっては差し入れた証拠金の額を上回る損失が発生する可能性があり、追加証拠金(追証)の差し入れが必要となる場合があります。
  2. 適切。株式指数先物取引は、祝日取引の対象となっています。土・日曜日と12月31~1月2日は除かれますが、それ以外のほぼすべての祝日が取引対象日とされています。
  3. 適切。先物取引の立会時間は、日中立会(8時45分~15時45分)と夜間立会(17時~翌6時)です。日中立会、夜間立会のどちらも、オープニング・オークションとクロージング・オークションが行われています。
    オープニング・オークション
    取引開始前に注文を集め、売り買いの需要が一致する価格を決定し、同時に約定させる仕組み
    クロージング・オークション
    取引終了(大引け)の直前に売買が成立しない注文受付時間を設け、最終的な取引価格を決定する仕組み
  4. [不適切]。株価指数先物取引の取引最終日は、原則として、各限月の第2金曜日(SQ決済日)の前営業日です。先物取引において取引最終日の日中立会終了時間までに決済しなかった建玉は、翌営業日に自動的にSQ値により清算が行われます。SQ(スペシャル・クォーテーション)とは先物取引において最終清算をする際に用いる値です。
    株価指数先物取引の取引最終日は、原則として、各限月の第1金曜日(SQ日)の前営業日となり、取引最終日までに反対売買で決済されなかった建玉は、最終清算数値(SQ値)により決済される。2023.5-21-4
    日経225先物取引の取引最終日は、原則として、各限月の第2金曜日(SQ日)の前営業日となり、取引最終日までに反対売買で決済されなかった建玉は、最終清算数値(SQ値)により決済される。2022.1-21-4
したがって不適切な記述は[4]です。