FP1級 2026年5月学科試験 問23
問23
居住者であるAさんは、2023年4月に特定口座(源泉徴収選択口座)で、国内の上場株式を投資対象とするXファンド(公募追加型株式投資信託、当初1口1円、年1回分配)10,000口を基準価額12,000円で購入した。下記の〈Xファンドの分配金実績・分配落後基準価額の推移〉に基づき、2026年3月期における10,000口当たりの収益分配金について、所得税および復興特別所得税、住民税の源泉(特別)徴収後の手取金額として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、源泉(特別)徴収される税額は円未満切捨てとすること。

- 319円
- 340円
- 360円
- 380円
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正解 2
分野
科目:C.金融資産運用細目:10.金融商品と税金
解説
分配金には「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」があります。元本払戻金が生じた場合には個別元本がその分減少するため、分配金支払いごとの個別元本の変化を把握する必要があります。[2024年3月期]
「個別元本>分配落後基準価額」のため、分配金500円のうち、300円が普通分配金、200円が元本払戻金となります。元本払戻金が生じたので個別元本は「12,000円-200円=11,800円」に減少します。

「個別元本<分配落後基準価額」のため、分配金の600円は全て普通分配金となります。個別元本は従前のまま11,800円です。

「個別元本>分配落後基準価額」のため、分配金400円のうち、300円が普通分配金、100円が元本払戻金となります。元本払戻金が生じたので個別元本は「11,800円-100円=11,700円」に減少します。

300円×20.315%=60.945円
(円未満切り捨て)60円
分配金の総額(普通分配金+元本払戻金)である400円から源泉徴収額を差し引いた金額が手取りとなります。
400円-60円=340円
したがって[2]が正解です。
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