分数計算での電卓の使い方

TUFFさん
(No.1)
既に過去に質問されている方もいるかもしれませんが素朴な疑問です。遺族年金の計算で短期要件の「300月みなし」をする場合の300月/○○月(厚生年金加入月数)を報酬比例額に掛け合わせ、その後で計算式通り3/4を掛け合わすわけですが、こういう場合、通常どのように電卓をたたくのが正解なのでしょうか?

1.報酬比例部分を入力して、×300と叩き、÷○○日と叩く(これを①として)

2.①に対して ×3と叩き、÷4と叩く
(ここで、0.75を×してはいけないのか?とも思ってしまいます。)

1、2のやり方でよいのでしょうか?
あと()の0.75で計算するのはダメなのでしょうか?

もし正しい電卓の叩き方があれば是非おしえてください。

結果が正解であっても、正しいやり方をわかっていないので
分数計算が出る場合、いつもこれでいいのかなと思っている自分がいます。

よろしくお願いいたします。
2025.06.17 11:41
管理人
(No.2)
ご質問ありがとうございます。

本来であれば、300月のみなし計算は、300月を被保険者期間の月数で除じた値を報酬比例額に乗ずるのが正しいと思います。

〇報酬比例額×(300月 / 被保険者期間の月数)

ただ、ご投稿いただいた手順で特に問題はないと思います。私も同じように電卓を打ちますが、これまでのところ計算誤差が生じたことはありません。

>あと()の0.75で計算するのはダメなのでしょうか?
こちらもOKです。

余談となりますが、老齢基礎年金の計算では、(納付済月数 / 480月) を先に計算しないと1円の誤差が生じるエッジケースがあったりします。試験対策上は気にすることではありませんが。

780,900円×436月÷480月=709,317.5円 ⇒ 709,318円
780,900円×(436月÷480月)=709,317.4999…円 ⇒ 709,317円
2025.06.19 13:50
TUFFさん
(No.3)
ご回答いただき誠にありがとうございます。

管理人様も同様に打っているということで安心できました。
0.75もありだったんですね(たしかにこれまで回答が間違ったことはなかったのですが)。

老齢基礎年金の計算のエッジケースも大変勉強になりました。
ここまで知らなかったのでこちらも納付月数を先に計算するようにします。

引き続きよろしくお願いいたします。
2025.06.19 17:48
ryo725.yuuさん
(No.4)
試験ではそれで良いかもしれませんね。
ただ実務では、たとえば地方消費税の計算において22/78を乗するような場合、
先に22を乗して78を除する場合は小数点や1円の誤差が出る可能性があるため、
先に78を除してから22を乗する、というガイドラインを国税庁が出していますので、
実務ではその時々の指針に従うよう気を付けたいですね。
2025.07.31 10:28

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