FP1級過去問題 2014年1月学科試験 問2
問2
フラット35(保証型を除く)による住宅ローンの返済方法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 借入金を金融機関の窓口で繰上げ返済する場合は、繰上げ返済を行う2カ月前までに返済中の金融機関に申し出る必要がある。
- 「毎月払いのみ」から「毎月払いとボーナス払いの併用」への返済方法の変更は可能であるが、「毎月払いとボーナス払いの併用」から「毎月払いのみ」への返済方法の変更はできない。
- 繰上げ返済できる金額は50万円以上であり、一部繰上げ返済できる日は月々の返済日となっている。
- 繰上げ返済を行う場合の繰上げ返済手数料は、繰上げ返済の金額の多寡にかかわらず、不要とされている。
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正解 4
問題難易度
肢17.6%
肢29.8%
肢36.1%
肢476.5%
肢29.8%
肢36.1%
肢476.5%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
- 不適切。フラット35の一部繰上げ返済を返済先の金融機関の窓口で行う場合は、繰上げ返済1カ月前までに当該金融機関に繰上げ返済の申出を行う必要があります。
- 不適切。「毎月払いのみ」から「毎月払いとボーナス払いの併用」への変更もその逆も可能です。そのほかにも、毎月・ボーナス月返済額の内訳変更、元金均等返済と元利均等返済の切替え、返済期間の短縮、ボーナス払い月の変更など、柔軟に返済方法を変えることができます。
- 不適切。金融機関の窓口における繰上げ返済は100万円以上ですが、インターネットの「住・My Note」では10万円から可能です。繰り上げて返済できる日(入金日)は月々の返済日となる点は適切です。
- [適切]。繰上げ返済に伴う返済手数料は、繰下げ返済の額、窓口返済・インターネット返済の別にかかわらず不要です。
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