FP1級過去問題 2019年9月学科試験 問18
問18
投資信託説明書(交付目論見書)の表紙に「追加型投信/国内/不動産投信/インデックス型」と記載されているX投資信託に関する次の記述のうち、投資信託協会の「商品分類に関する指針」に照らし、適切なものはいくつあるか。- X投資信託は、当初の設定後、追加設定が行われ、従来の信託財産とともに運用されるファンドである。
- X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に海外の資産をいっさい組み入れない旨の記載があるファンドである。
- X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が不動産関連の株式および債券を源泉とする旨の記載があるファンドである。
- X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、対象とする指数に連動する運用成果を保証する旨の記載があるファンドである。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 0(なし)
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正解 1
問題難易度
肢136.1%
肢237.5%
肢324.6%
肢41.8%
肢237.5%
肢324.6%
肢41.8%
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
投資信託の交付目論見書に記載されている商品分類・属性区分は、投資信託協会によって基準が定められています。商品分類は大まかな区分、属性区分は詳細な区分です。
参考URL: 商品分類に関する指針
https://www.toushin.or.jp/topics/2008/405/

- 適切。「追加型」は、原則的に、投資信託が運用されている期間中いつでも購入でき、従来の信託財産とともに運用されるものです。一方、「単位型」は当初募集期間のみ購入できるものです。X投資信託は、当初設定後、追加設定が行われ、従来の信託財産とともに運用されるファンドである。(2021.5-18-a)X投資信託は、当初、募集された資金が1つの単位として信託され、その後の追加設定はいっさい行われないファンドである。(2017.9-16-a)
- 不適切。投資対象地域が「国内」となっていますが、これは主たる投資収益が、実質的に国内の資産を源泉とするものであることを示します。海外の資産をいっさい組み入れないわけではありません。X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、株式、債券および不動産投信を投資対象とし、組入比率については、機動的な変更を行う旨の記載があるファンドまたは固定的とする旨の記載がないファンドである。(2021.5-18-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、仕組債への投資またはその他特殊な仕組みを用いることにより、あらかじめ定められた一定の投資成果を保証する旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-d)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が不動産関連の株式および債券を源泉とする旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、対象とする指数に連動する運用成果を保証する旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-d)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に株式をいっさい組み入れない旨の記載がある公社債投資信託である。(2017.9-16-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、派生商品をヘッジ目的以外に用い、積極的に投資を行うとともに各種指数・資産等への連動もしくは逆連動を目指す旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-d)
- 不適切。「不動産投信」の主たる投資収益は、不動産投資信託及び不動産投資法人の賃貸料収入や不動産の売買益を源泉とします。不動産関連の株式および債券ではありません。X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、株式、債券および不動産投信を投資対象とし、組入比率については、機動的な変更を行う旨の記載があるファンドまたは固定的とする旨の記載がないファンドである。(2021.5-18-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、仕組債への投資またはその他特殊な仕組みを用いることにより、あらかじめ定められた一定の投資成果を保証する旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-d)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に海外の資産をいっさい組み入れない旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、対象とする指数に連動する運用成果を保証する旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-d)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に株式をいっさい組み入れない旨の記載がある公社債投資信託である。(2017.9-16-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、派生商品をヘッジ目的以外に用い、積極的に投資を行うとともに各種指数・資産等への連動もしくは逆連動を目指す旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-d)
- 不適切。「インデックス型」は各種指数に連動する運用成果を目指すもので、運用成果を保証するものではありません。リスクは当然あります。X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、株式、債券および不動産投信を投資対象とし、組入比率については、機動的な変更を行う旨の記載があるファンドまたは固定的とする旨の記載がないファンドである。(2021.5-18-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、仕組債への投資またはその他特殊な仕組みを用いることにより、あらかじめ定められた一定の投資成果を保証する旨の記載があるファンドである。(2021.5-18-d)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に海外の資産をいっさい組み入れない旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が不動産関連の株式および債券を源泉とする旨の記載があるファンドである。(2019.9-18-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-b)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に株式をいっさい組み入れない旨の記載がある公社債投資信託である。(2017.9-16-c)X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、派生商品をヘッジ目的以外に用い、積極的に投資を行うとともに各種指数・資産等への連動もしくは逆連動を目指す旨の記載があるファンドである。(2017.9-16-d)
参考URL: 商品分類に関する指針
https://www.toushin.or.jp/topics/2008/405/
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