FP1級過去問題 2021年5月学科試験 問18

問18

投資信託説明書(交付目論見書)に「追加型投信/内外/資産複合(株式、債券、不動産投信)資産配分変更型/特殊型(絶対収益追求型)」と記載されているX投資信託に関する次の記述のうち、投資信託協会の「商品分類に関する指針」に照らし、適切なものはいくつあるか。
  1. X投資信託は、当初設定後、追加設定が行われ、従来の信託財産とともに運用されるファンドである。
  2. X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。
  3. X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、株式、債券および不動産投信を投資対象とし、組入比率については、機動的な変更を行う旨の記載があるファンドまたは固定的とする旨の記載がないファンドである。
  4. X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、仕組債への投資またはその他特殊な仕組みを用いることにより、あらかじめ定められた一定の投資成果を保証する旨の記載があるファンドである。
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ

正解 3

問題難易度
肢110.4%
肢231.7%
肢350.8%
肢47.1%

解説

  1. 適切。「追加型投信」は、一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産とともに運用されるファンドをいいます。
    X投資信託は、当初の設定後、追加設定が行われ、従来の信託財産とともに運用されるファンドである。2019.9-18-a
    X投資信託は、当初、募集された資金が1つの単位として信託され、その後の追加設定はいっさい行われないファンドである。2017.9-16-a
  2. 適切。「内外」は、目論見書または投資信託約款において、国内及び海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるものをいいます。
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に海外の資産をいっさい組み入れない旨の記載があるファンドである。2019.9-18-b
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が不動産関連の株式および債券を源泉とする旨の記載があるファンドである。2019.9-18-c
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、対象とする指数に連動する運用成果を保証する旨の記載があるファンドである。2019.9-18-d
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、国内および海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるファンドである。2017.9-16-b
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、投資対象資産に株式をいっさい組み入れない旨の記載がある公社債投資信託である。2017.9-16-c
    X投資信託は、目論見書または投資信託約款において、派生商品をヘッジ目的以外に用い、積極的に投資を行うとともに各種指数・資産等への連動もしくは逆連動を目指す旨の記載があるファンドである。2017.9-16-d
  3. 適切。「資産複合」は、株式、債券、不動産投信、その他資産のうち複数の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるものをいいます。また「資産配分変更型」は、複数資産を投資対象とし、組入比率については、機動的な変更を行なう旨の記載があるものもしくは固定的とする旨の記載がないものをいいます。
  4. 不適切。投資信託では運用成果の保証はありませんので不適切です。
    「特殊型」は、投資者に対して注意を喚起することが必要と思われる特殊な仕組みあるいは運用手法の記載があるものをいいます。このうち「絶対収益追求型」は、目論見書または投資信託約款において、特定の市場に左右されにくい収益の追求を目指す旨もしくはロング・ショート戦略により収益の追求を目指す旨の記載があるものをいいます。
したがって適切なものは「3つ」です。