FP1級過去問題 2021年5月学科試験 問20
問20
海外の株価指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- ダウ工業株30種平均は、ニューヨーク証券取引所に上場し、米国経済を代表する30銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
- CAC40指数は、フランクフルト証券取引所に上場している銘柄のうち、ドイツ企業の主要な40銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
- DAX指数は、香港証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額や流動性の観点から選定された最大50銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
- FTSE100指数は、ロンドン証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額が大きい100銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。
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正解 4
問題難易度
肢120.9%
肢28.7%
肢39.5%
肢460.9%
肢28.7%
肢39.5%
肢460.9%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。ダウ工業株30種平均は、通称「ダウ平均」や「NY ダウ」と呼ばれ、ニューヨーク証券取引所およびNASDAQに上場している米国の様々な業種を代表する30銘柄の株価を平均した指数です。本肢は「時価総額加重型」としているので誤りです。
- 不適切。CAC40指数(カック40)は、ユーロネクスト・パリ(旧パリ証券取引所)に上場している時価総額上位40銘柄で構成される時価総額加重型の株価指数です。記述は「DAX」の説明です。
- 不適切。DAX指数(ダックス)は、ドイツ株価指数のことで、フランクフルト証券取引所で取引されるドイツの主要40銘柄で構成される時価総額加重型の株価指数です。記述は「香港ハンセン指数」の説明です。
- [適切]。FTSE100指数は、イギリスの代表的な株価指数で、イギリスのロンドン証券取引所に上場されている時価総額上位100銘柄で構成される時価総額加重型の株価指数です。
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