FP1級過去問題 2022年9月学科試験 問21
問21
以下の表におけるA資産とB資産をそれぞれ6:4の割合で購入した場合のポートフォリオの標準偏差として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、計算結果は小数点以下第3位を四捨五入すること。- 6.51%
- 8.46%
- 11.82%
- 13.06%
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正解 4
問題難易度
肢113.8%
肢221.1%
肢321.5%
肢443.6%
肢221.1%
肢321.5%
肢443.6%
分野
科目:C.金融資産運用細目:9.ポートフォリオ運用
解説
A・Bという2つの資産から成るポートフォリオの標準偏差は、以下の式で求めます。A=組入比率A×標準偏差A
B=組入比率B×標準偏差B
分散=A2+B2+(2×A×B×相関係数)
標準偏差=分散
本問では相関係数ではなく共分散が与えられているので、
相関係数=共分散A資産の標準偏差×B資産の標準偏差
の式で相関係数を求めてから計算することになります。
相関係数=72.0010×25=0.288
A=0.6×10=6
B=0.4×25=10
分散=62+102+(2×6×10×0.288)=36+100+120×0.288=170.56
標準偏差=176.56=13.059…%
(小数点以下第3位を四捨五入)13.06%
したがって[4]が正解です。
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