FP1級 2026年1月 応用編 問54
Aさん(30歳)は、上場株式への投資を始めるため、投資指標や株価のチャート分析について理解したいと考えている。具体的には、X社の株式に興味を持っており、NISAを利用して購入することを検討している。また、特定口座で購入し、保有している公募株式投資信託(Y投資信託)については、解約を検討している。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
〈X社の財務データ等〉(単位:百万円)
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
〈X社の財務データ等〉(単位:百万円)

- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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問54
《設例》の〈X社の財務データ等〉に基づいて、Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄①~⑤に入る最も適切な語句または数値を、解答用紙に記入しなさい。なお、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位までを解答すること。
- 〈ROE、サスティナブル成長率〉
「X社のROEは(①)%です。ROEは、株主が出資した資金で企業がどれだけの利益を上げたのかを示す指標であり、一般に、この数値が高いほど資本効率性が高いと判断されます。また、サスティナブル成長率は、内部留保のみを事業に再投資すると仮定した場合に期待される成長率であり、X社のサスティナブル成長率は(②)%です」 - 〈配当に係る指標〉
「株式に投資する際は、配当に係る指標や企業の配当方針についても確認しておくとよいでしょう。配当に係る指標には、配当性向や(③)があり、いずれも株主への利益還元の度合いを測る指標ですが、配当性向が企業の利益に対する配当の割合を示すのに対し、(③)は企業の株主資本に対する配当の割合を示します。企業が配当性向を基準として配当を行う場合、その水準が変わらなかったとしても、業績によって配当額が変動することになりますが、(③)を基準として配当を行う場合は、配当額が比較的安定しやすいことから、株主への安定的な利益還元を目的として、配当方針において(③)を基準に採用する企業が増えています」 - 〈財務の安全性を測る指標〉
「X社の負債比率は(④)%です。一般に、負債比率が低いほど財務の安全性が高いとされ、負債比率が100%以下であれば、財務状態は良好であると判断されます。
また、X社のインタレスト・カバレッジ・レシオは(⑤)倍です。この数値が高いほど金利負担の支払能力が高く、財務に余裕があることを示しますが、同業他社と比較することをお勧めします。また、単年の数値だけでなく、過去のトレンドを把握することで、財務体質が悪化していないかどうかを確認することが大切です」
| ①% |
| ②% |
| ③ |
| ④% |
| ⑤倍 |
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正解
| ① 8.75(%) |
| ② 1.75(%) |
| ③ 株主資本配当率 |
| ④ 104.17(%) |
| ⑤ 47.23(倍) |
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
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