FP1級 2026年5月学科試験 問12

問12

X株式会社(以下、「X社」という)の代表取締役であるAさんは、以下の定期保険への加入を検討している。X社の初回の保険料支払時の経理処理として、次のうち最も適切なものはどれか。
保険の種類
無配当定期保険(特約付加なし)
契約年月日
2026年7月1日
契約者(=保険料負担者)
X社
被保険者
Aさん(加入時における被保険者の年齢65歳)
死亡保険金受取人
X社
保険期間・保険料払込期間
100歳満了
基本保険金額
1億円
最高解約返戻率
65.0%(経過5年目)
年払保険料
540万円
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正解 1

解説

2019年7月8日以降に契約した法人定期保険のうち保険期間が3年以上のものの契約当初の経理処理は、解約返戻率を基準にした以下の区分に従います。設問の定期保険は契約日が2026年7月1日、かつ、100歳満了と保険期間が3年以上ですので、支払保険料は上記の表に従って仕訳します。
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最高解約返戻率が65%なので、表に当てはめると「50%超70%以下」の区分に該当します。この場合、保険期間の前半4割期間は、支払保険料の4割を資産計上、残り6割を損金算入します。

年払保険料は540万円ですから、前払保険料勘定として資産計上する額「540万円×40%=216万円」、定期保険料勘定として損金算入する額「540万円×60%=324万円」となります。

したがって[1]の仕訳が適切です。