債券投資(全27問中22問目)
No.22
債券投資とイールドカーブに関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。- 残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが低く、イールドカーブが右下がりの曲線となる状態を、逆イールドという。
- 残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが高い状態のとき、両者の差が縮小することを、イールドカーブのスティープ化という。
- 残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが高い状態のとき、両者の差が拡大することを、イールドカーブのフラット化という。
2015年10月試験 問18
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 0(なし)
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正解 1
問題難易度
肢173.3%
肢213.4%
肢34.1%
肢49.2%
肢213.4%
肢34.1%
肢49.2%
分野
科目:C.金融資産運用細目:4.債券投資
解説
- 適切。イールドカーブは、債券の残存期間を横軸に、満期までの利回りを縦軸にとって両者の関係を示したグラフです。特徴的な曲線の形状として順イールドと逆イールドがあります。
- 順イールド
- イールドカーブが右上がりになっている状態。短期債券よりも長期債券の方が利回りが高いことを示し、通常時や景気拡大時はこの状態となる
- 逆イールド
- イールドカーブが右下がりになっている状態。短期債券よりも長期債券の方が利回りが低いことを示し、金融引締め時や景気後退が懸念される時に現れる
- 不適切。順イールドのときに、残存期間の短い債券と残存期間の長い債券の利回りの差が縮小し、傾きが小さくなることを、イールドカーブのフラット化といいます。
- 不適切。順イールドのときに、残存期間の短い債券と残存期間の長い債券の利回りの差が拡大し、傾きが大きくなることを、イールドカーブのスティープ化といいます。
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