FP1級過去問題 2022年5月学科試験 問45
問45
民法における特別寄与料に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 特別寄与料の支払を請求することができる特別寄与者は、被相続人の親族以外の者に限られる。
- 相続人が特別寄与者に特別寄与料を支払った場合、相続税の総額に課税標準の合計額に対する当該相続人の課税価格の割合を乗じた額から特別寄与料の額を控除する。
- 特別寄与料の支払について、相続人と特別寄与者の間で協議が調わない場合、特別寄与者は家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができるが、その申立は相続の開始があったことを知った時から4カ月以内にしなければならない。
- 特別寄与料は、特別寄与者が被相続人から遺贈により取得したものとみなされ、納付すべき相続税額が算出されるときは、原則として、特別寄与料の額が確定したことを知った日の翌日から10カ月以内に相続税の申告書を提出しなければならない。
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正解 4
分野
科目:F.相続・事業承継細目:3.相続と法律