FP1級過去問題 2026年1月学科試験 問10

問10

各種生命保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
  1. 逓減定期保険は、保険期間の経過に伴って所定の割合で保険料が逓減していくが、保険金額は保険期間を通じて一定である。
  2. 学資(こども)保険は、契約者(=保険料負担者)および被保険者を親、保険金受取人を子とする生命保険であり、保険期間中に親が死亡した場合、通常、以後の保険料の払込みが免除され、子は進学時等において祝金(学資金)を受け取ることができる。
  3. 低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の一定期間における解約返戻金額および死亡保険金額が通常の終身保険に比べて低く抑えられているため、割安な保険料が設定されているが、低解約返戻金期間満了後は通常の終身保険の解約返戻金額および死亡保険金額と同じ水準になる。
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 0(なし)

正解 4

問題難易度
肢133.1%
肢224.7%
肢34.8%
肢437.4%

解説

  1. 不適切。記述は保険料・保険金額の説明が逆です。逓減(ていげん)定期保険は、保険期間の経過に伴い保障額が段階的に減っていくタイプの保険です。保障額は減少していきますが、保険料はあらかじめそれを織り込んだ形で設定されているため保険期間を通じて一定です。
  2. 不適切。記述は被保険者・受取人の説明が逆です。学資(こども)保険は、一般的に契約者・受取人を、被保険者をとする生命保険です。契約者である親が死亡すると、祝金や満期保険金の受け取りはそのままで、その後の保険料の支払いが免除される特徴があります。
  3. 不適切。低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の解約返戻金額を低く設定することで保険料を割安にした保険商品です。保険料払込期間中に低くなるのは解約返戻金額であって、死亡保険金額は保険料払込期間中も変わりません
    低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の一定期間における解約返戻金額および死亡保険金額が通常の終身保険に比べて低く抑えられているため、割安な保険料が設定されているが、低解約返戻金期間満了後は通常の終身保険の解約返戻金額および死亡保険金額と同じ水準になる。2021.9-10-1
    低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間などの一定期間における解約返戻金額が低解約返戻金型ではない通常の終身保険に比べて低く抑えられており、通常の終身保険に比べて割安な保険料が設定されている。2015.1-10-1
したがって適切なものは「0(なし)」です。