FP1級過去問題 2025年9月学科試験 問21
問21
国内取引所に上場している日経225オプションおよび日経225ミニオプションに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 日経225オプションおよび日経225ミニオプションは、いずれも日経平均株価を対象とするオプション取引であり、大阪取引所に上場している。
- 日経225オプションおよび日経225ミニオプションの権利行使のタイプは、いずれもヨーロピアンタイプである。
- 日経225オプションの取引単位はオプション価格の1,000倍の金額であり、日経225ミニオプションの取引単位はオプション価格の100倍の金額である。
- 日経225オプションおよび日経225ミニオプションは、原則として、いずれも毎週の金曜日が特別清算指数算出日(SQ日)となり、その前営業日までに反対売買されなかった建玉は特別清算指数(SQ)によって自動決済される。
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正解 4
問題難易度
肢15.0%
肢224.3%
肢313.4%
肢457.3%
肢224.3%
肢313.4%
肢457.3%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
- 適切。日経225オプションと日経225ミニオプションは日経平均株価を対象とするオプション取引で、いずれも大阪取引所に上場しています。日経225ミニオプションはその取引単位が小さく、日経225オプションの10分の1で取引できます。日経225先物は、日経平均株価(日経225)を原資産とする先物取引であり、大阪取引所に上場している。(2024.1-20-1)
- 適切。日経225オプションと日経225ミニオプションはいずれもヨーロピアンタイプのオプション取引です。ヨーロピアンタイプとは、権利行使が満期日(最終取引日)にしかできないオプション取引のことです。期間の途中で権利を行使することができません。
- 適切。日経225オプションの取引単位は「オプション価格×1,000」、日経225ミニオプションの取引単位は「オプション価格×100」です。例えば、オプション1枚の価格が500円だった場合、日経225オプションでは「500円×1,000=50万円」が1単位の金額となります。
- [不適切]。日経225オプションのSQ決済日は各月の第2金曜日、日経225ミニオプションのSQ決済日は毎週水曜日と金曜日になっています。最終取引日(SQ決済日の前営業日)までに反対売買で決済されなかった建玉は、特別清算指数によって自動決済されます。原則として、各限月の第2金曜日が特別清算指数算出日(SQ日)となり、その前営業日までに反対売買されなかった建玉は特別清算指数(SQ)によって自動決済される。(2015.1-22-4)
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