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FP1級過去問題 2015年10月学科試験 問10
問10
総合福祉団体定期保険の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 総合福祉団体定期保険は、従業員の遺族の生活保障を主たる目的とした保険であり、法人の役員を被保険者とすることはできない。
- 総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることへの加入予定者の同意が必要となるが、被保険者の告知や診査は不要である。
- 総合福祉団体定期保険の保険期間は、1年から10年の範囲内で、被保険者ごとに設定することができる。
- ヒューマン・ヴァリュー特約は、被保険者の死亡等による法人の経済的損失に備えるための特約であり、当該特約に係る死亡保険金受取人は契約者である法人に限られる。
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正解 4
問題難易度
肢14.7%
肢221.3%
肢36.8%
肢467.2%
肢221.3%
肢36.8%
肢467.2%
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
- 不適切。役員を被保険者とすることもできます。総合福祉団体定期保険は、従業員に万一のことがあった場合に法人が遺族に支払う弔慰金・死亡退職金を準備するための保険で、役員・従業員の全員を対象とします。総合福祉団体定期保険は、従業員の遺族の生活保障を主たる目的とした保険であり、従業員に加えて法人の役員を被保険者とすることはできない。(2020.1-10-1)総合福祉団体定期保険は、従業員の遺族の生活保障を目的とした保険であり、法人の役員を被保険者とすることはできない。(2017.9-14-a)
- 不適切。告知は必要です。総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることへの加入予定者の同意および被保険者の告知は必要です。医師による診査は不要です。総合福祉団体定期保険の加入の申込みに際しては、被保険者になることについての加入予定者の同意および保険約款に基づく告知が必要となる。(2020.1-10-2)総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることへの加入予定者の同意が必要となる。(2017.9-14-b)
- 不適切。総合福祉団体定期保険は、役員・従業員を被保険者とする死亡または高度障害に対する1年更新型の定期保険です。複数年の保険期間を定めることはできません。総合福祉団体定期保険の保険期間は1年から5年であり、保険期間が長いほど、毎年の保険料は割安となる。(2023.5-12-a)総合福祉団体定期保険の保険期間は、1年から5年の範囲内で、被保険者ごとに設定することができる。(2020.1-10-3)
- [適切]。ヒューマン・ヴァリュー特約は、被保険者が死亡または高度障害状態になったとき、代わりの従業員の採用など法人の経済的損失に備えるための特約であるため、死亡保険金は契約者である法人に支払われます。
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