FP1級過去問題 2026年1月学科試験 問17
問17
株式投資信託の運用スタイルに関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
- マーケット・ニュートラル運用は、割安銘柄の売建てと割高銘柄の買建てを同程度行い、株式市場全体の価格変動による影響を排除して収益機会の獲得を目指す手法である。
- ロング・ショート運用は、長期間保有することを前提に成長性を重視して選定した銘柄と、短期間で売買することを前提に株価のボラティリティの高さを重視して選定した銘柄を、一定の比率で組み合わせて運用する手法である。
- グロース運用は、PER・PBR等が低い銘柄、配当利回りが高い銘柄など、企業の業績や財務内容等から株価が割安と判断される銘柄を選定して投資する手法である。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 0(なし)
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正解 4
問題難易度
肢129.7%
肢218.2%
肢34.8%
肢447.3%
肢218.2%
肢34.8%
肢447.3%
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
- 不適切。マーケット・ニュートラル運用は、買い建て(ロング)をする金額と同額の売り建て(ショート)を行う手法です。割安な銘柄を買い建て、同額の割高な銘柄を売り建てることで、市場全体の値動きに影響されずに運用利益を目指す運用方法です。記述は売建て・買建ての対象が逆です。マーケット・ニュートラル運用は、割安銘柄の売建てと割高銘柄の買建てを同程度行い、市場の価格変動による影響を排除して、安定的な収益機会の獲得を目指すものである。(2021.9-17-1)マーケット・ニュートラル運用は、銘柄の買い建てと売り建てを同時に行いながら、ベンチマークに連動する運用成果を目指す手法である。(2014.1-17-1)
- 不適切。長期保有銘柄(コア:核)と短期売買銘柄(サテライト:衛星)を組み合わせて運用する手法は、コア・サテライト運用と呼ばれます。
ロング・ショート運用は、割安とみられる銘柄を買い建て(ロング)、その一方で異なる金額で割高と判断される銘柄を売り建てる(ショート)ことで、市場全体が値上がりしたとき・値下がりしたときのどちらでも一定の運用利益を目指す運用方法です。マーケット・ニュートラル運用と似ていますが、買建てと"異なる"金額で売建てをする点が異なります。長期間保有することを前提に成長性を重視して選定した銘柄と、短期間で売買することを前提に収益性を重視して選定した銘柄を、一定の比率で組み合わせて運用する手法は、一般に、ロング・ショート運用という。(2018.9-17-2) - 不適切。グロース運用は、売上や利益の成長性が高いと判断される銘柄を組入れ対象とするため、市場平均よりもPERやPBRが高い銘柄を中心としたポートフォリオとなる傾向があります。PERやPBRが低い銘柄など株価が割安と判断される銘柄を中心とするポートフォリオはバリュー運用に見られる傾向です。バリュー投資は、PER・PBR等が低い銘柄、配当利回りが高い銘柄など、企業の業績や財務内容等から株価が割安と判断される銘柄を選定して買い付ける手法である。(2021.9-17-3)PERやPBRなどの指標を用いて、企業の業績や財務内容等から株価が割安と判断される銘柄を選定して運用する手法は、一般に、グロース運用という。(2018.9-17-1)グロース運用は、一般に、PERやPBRなどの指標を用いて、企業の業績や財務内容等から株価が割安な水準にあると判断される銘柄を選定して運用するスタイルである。(2016.9-18-a)
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