FP1級過去問題 2025年1月学科試験 問19
問19
米国の株価指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場などに上場している500銘柄を対象とする修正平均型の株価指数である。
- ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ニューヨーク・ダウ)は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場に上場している100銘柄を対象とする修正平均型の株価指数である。
- ナスダック総合指数は、NASDAQ市場に上場している全銘柄を対象とする時価総額加重平均型の株価指数である。
- ラッセル2000指数は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場などに上場している銘柄のうち、時価総額上位2000銘柄を対象とする時価総額加重平均型の株価指数である。
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正解 3
問題難易度
肢113.1%
肢211.1%
肢368.5%
肢47.3%
肢211.1%
肢368.5%
肢47.3%
分野
科目:C.金融資産運用細目:5.株式投資
解説
- 不適切。修正平均型ではありません。S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している主要な米国企業500銘柄をその時価総額比率で加重平均して算出される、時価総額加重型の株価指数です。S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所およびNASDAQ市場に上場している500銘柄を対象として、連続性を持たせる形でこれらの平均株価を算出し、公表される修正平均株価の指標である。(2021.9-20-2)S&P500種株価指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している代表的な500銘柄から算出される修正平均型の株価指数である。(2014.9-16-4)
- 不適切。100銘柄ではありません。ダウ・ジョーンズ工業株価平均は、通称「ダウ平均」や「NYダウ」と呼ばれ、ニューヨーク証券取引所およびNASDAQに上場している米国の様々な業種を代表する30銘柄の株価を平均して算出される、修正平均型の株価指数です。ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ニューヨーク・ダウ)は、ニューヨーク証券取引所およびNASDAQ市場に上場している30銘柄を対象として、連続性を持たせる形でこれらの平均株価を算出し、公表される修正平均株価の指標である。(2021.9-20-1)ダウ工業株30種平均は、ニューヨーク証券取引所に上場し、米国経済を代表する30銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。(2021.5-20-1)ダウ工業株30種平均は、ニューヨーク証券取引所に上場し、米国経済を代表する30銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。(2019.5-20-2)ダウ工業株30種平均は、ニューヨーク証券取引所に上場し、米国経済を代表する30銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。(2018.9-20-3)
- [適切]。ナスダック総合指数は、NASDAQ市場に上場している全銘柄の時価総額を加重平均して算出される、時価総額加重型の株価です。ナスダック総合指数は、NASDAQ市場で取引されている全銘柄を対象とする時価総額加重平均型の株価指数である。(2021.9-20-3)ナスダック総合指数は、NASDAQ市場で取引されている全銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。(2019.5-20-1)ナスダック総合指数は、ニューヨーク証券取引所に上場している全銘柄で構成される修正平均型の株価指数である。(2014.9-16-3)
- 不適切。上位2000銘柄ではありません。ラッセル2000指数は、米国市場に上場している時価総額上位1001位から3000位までの2,000銘柄の時価総額を加重平均して算出される、時価総額加重型の株価指数です。小型株市場の動向を示す指標として広く活用されています。FTSE100指数は、ロンドン証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額が大きい100銘柄を対象とする時価総額加重型の株価指数である。(2021.5-20-4)「FTSE100」は、ロンドン証券取引所に上場している銘柄のうち、時価総額上位100銘柄で構成される時価総額加重平均型(浮動株調整後)の株価指数である。(2016.9-20-4)
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