FP1級過去問題 2021年9月学科試験 問5 教えて下さい
2stepupさん
(No.1)
中高齢寡婦加算について教えて下さい。
この設問の選択肢の1についてです。
中高齢寡婦加算額が加算される要件は、
亡くなった夫の厚生年金加入期間が、
“20年以上” であることとなっているはずですが、
この選択肢1での夫の要件は、
「その被保険者期間が19年6カ月である夫(43歳)」
となっています。
なぜ、夫が20年未満なのに、
その妻が中高齢寡婦加算額を受け取れるのが
正解となっているのですが、
この理由を教えて下さい。
2025.05.21 05:14
ねぎさん
(No.2)
中高齢寡婦加算で被保険者期間が問われるのは、長期要件に該当する場合です。
本肢の夫は、厚生年金保険の被保険者、つまり短期要件に該当します。
そのため、夫の被保険者期間は問われません。
以上から、その妻が中高齢寡婦加算を受け取れるものと思います。
2025.05.21 05:40
2stepupさん
(No.3)
早速の解説、ありがとうございます。
つまり、現役のサラリーマンが亡くなった場合は、
短期要件として20年未満でも、妻に中高齢寡婦加算が出て、
定年等、引退後、厚生年金の被保険者でない立場の夫が
亡くなった場合は、20年以上の加入実績がないと、
妻は、中高齢寡婦加算はもらえないということですね。
ありがとうございます。
2025.05.21 08:33